帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気で、皮膚に水ぶくれや赤い発疹が出て、強い痛みを伴います。高齢者や免疫力の低下した方は重症化しやすく、帯状疱疹後神経痛という長期間にわたる痛みの合併症を起こす可能性もあります。帯状疱疹は、日本では毎年約60万人が発症し、80歳までに3人に1人がかかると言われています。

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹の合併症として最も多く見られるもので、帯状疱疹が治った後にも痛みが残る状態のことです。帯状疱疹後神経痛の症状は、帯状疱疹が出た部分に痛みや感覚異常が残ることです。痛みの種類は人によって異なりますが、焼けるような痛み、刺すような痛み、ズキズキする痛み、ヒリヒリする痛みなどがあります。また、触れるだけで痛みを感じる(アロディニア)ことや、感覚が鈍くなることもあります。痛みは数週間から数ヶ月で治まることが多いですが、中には何年も続く場合もあります。

予防にはワクチンの接種が有効です

帯状疱疹を予防するためには、ワクチンの接種が有効です。ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類がありますが、当院では不活化ワクチンを取り扱っています。(自費診療)
☆50歳以上の方が適応となります。

不活化ワクチンとは

水痘・帯状疱疹ウイルスの表面にあるタンパク質の一部と、ワクチンの効果を高める物質を組み合わせたものです。ウイルスそのものではないので、感染のリスクはありません。

接種回数

接種回数は2回で、筋肉内に注射します。2か月以上の間隔をあけて行います。

不活化ワクチンの効果

帯状疱疹の発症予防効果が50歳以上で97%、70歳以上で91%と非常に高く、帯状疱疹後神経痛の予防効果も70歳以上で85.5%と高いと報告されています。また、少なくとも10年間は80%を超える予防効果が持続するとされています。

不活化ワクチンの副反応

注射部位の痛みや腫れ、全身的な倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱などがありますが、ほとんどの場合は軽度で自然に治まります。重篤な副反応は非常に稀ですが、アレルギー反応や神経系の障害などが起こる可能性があります。不活化ワクチンは、免疫力の低下した方にも接種できますが、妊娠中や重篤な病気の方は避けるべきです。

費用

帯状疱疹ワクチン 1回
21,000円(税込)
帯状疱疹ワクチン 2回
42,000円(税込)

☆予約制となりますのでご希望の方はクリニックまでお問い合わせください。